OpenAI API+自社アプリケーションを利用した、ランディングページの生成+公開サービスシステムを構築したケースのご紹介です。
システムの概要
AIに作成させたランディングページを、ワンクリックでユーザーが公開することができるシステムです。
システム構成のポイント
OpenAI API
OpenAI APIを利用することにより、アプリケーションからGPT-4を活用することができ、既存データベース内にある様々なデータをAIに連携させることが可能です。
AWS CloudFront/S3
CloudFrontはユーザーへの静的コンテンツを配信を行うCDNです。
S3はAWSのオブジェクトストレージサービスです。ランディングページのファイルはS3に保存し、CloudFrontから配信を行います。
Cloud Firestore
フルマネージドなサーバーレスデータベースです。OpenAIとの会話ログを保持するために利用しています。
このシステムのメリット
- ChatGPTと異なり、OpenAI APIを利用する場合、入力されたテキストを学習に利用されません(2024年1月時点)
- ランディングページ配信はCloudFront(AWSのCDN)から行われるため、サーバーのリソース管理をする必要がありません
このケースでは、OpenAI APIとアプリケーションの連携、UI構築、ランディングページの配信システム構築まで一貫して制作しています。そのため__GPTに指示するプロンプト文の作成や、対話継続のための会話ログ保持ロジックの設計・実装、利用トークンを減らすためのサマリーログ作成等__も行っています。
またランディングページは、配信サーバーを構築しない、サーバーレスな配信システムとなっています。
公開されたランディングページはアプリケーションのサブドメインでアクセスでき、サブドメイン文字列も自動でユニークな文字列で作成されます。そのため、デプロイ毎にDNSの設定を変更する必要が無い設計になっています。
こんなケースにおすすめ
- 自社の既存アプリケーションにOpenAI連携を組み込みたい場合
- OpenAIと連携し、生成されたリソースをユーザーにアクセスさせる場合
- 無限に増えていく利用ユーザーのリソースを管理したくない場合
このようなケースをお考えの場合、設計のご提案をさせていただきます。