【Webアプリ制作事例】WordPressユーザーをFirebase Authenticationへ移行

既存のWordPressユーザーログイン機能をFirebase Authenticationへ移行し、Webアプリをリビルドしたケースのご紹介です。

WordPress

世界で最も利用されているCMS(コンテンツマネジメントシステム)です。
主にブログの作成に利用されますが、ユーザー登録機能を付けてWebサービスのように利用することも可能です。
今回は、一般ユーザーのログイン機能を持つ会員制サイトのリビルドを行っています。

Firebase

Googleが提供するmBaaSで、スマートフォンアプリ/Webアプリを高速に開発するためのバックエンドサービスです。今回はFirebaseが提供するサービスの一つである「Firebase Authentication」を利用し、ユーザーログイン機能を実現しています。

ユーザー情報の移行について

ハッシュ化されたパスワードを移行※しますので、元のパスワードは不要です。
切り替え後も、パスワードの再設定なしで同じパスワードでログインすることができます。
※ ただし、移行できるWordPressのバージョンには制限があります。
WordPress バージョン2.5以降で、phpassでハッシュ化されたパスワードのみ対応

今回のケースでは、ユーザーのメールアドレスとハッシュ化されたパスワードをFirebase Authenticationに移行しています。

ユーザー情報をインポート後は、こちらの記事のように任意の言語・フレームワークから認証基盤を利用可能となります。

WordPressのその他データも一緒に移行

ユーザーに紐づく投稿やカスタムフィールド・画像データも、関連性を保ったまま移行しています。
データベースの設計から対応させて頂くことも可能で、Firestore/MySQL・PostgreSQL等、様々な形で対応致します。

こんなケースにおすすめ

  • WordPressで会員制サイトを運用しており、スケールアップ・パフォーマンス改善のためにリビルド・リニューアルする場合
  • WordPressはこれまで通り運用は続けるが、よりセキュアなログイン認証に切り替えたい場合

このようなケースで、Firebase Authenticationへの移行がおすすめです。